NAVERまとめで報酬を得ようとする人が陥りがちな2つの過ちとは?

2013年12月11日

 NAVERまとめに陥りがちな2つの過ちについて書こうと思う。それは至ってシンプル。
1,奨励者を目指している
2,注目まとめに掲載されることを目指している
順を追って解説したい

奨励者を目指すのは間違い

 どうせ作成者になるのなら、0.2円が0.5円、1.0円にもなり得る奨励者になったほうがいい…。だれでもそう思いがち。でも少し考えただけで自分の愚かさに気づくはず。NAVERまとめが推奨しているのは奨励者になることではなく、質の良い記事を提供することだ。そして、質が良いというのはあくまで「NAVERまとめ運営者側から見て」ということ。その本質を見抜けないなら、作成者をやめたほうがいいだろう。

 私は、NAVERまとめ作成者が「稼げない」という理由で、辞めていくのを何人も知っている。その多くが、稼ぐことだけに主眼を置き、「奨励者を目指す」ことに一喜一憂している人たちだ。勘違いしないで欲しいのは奨励制度がダメだと言っているわけではなく、奨励者は質の良い記事を継続的にアウトプットできた人に与えられるプレゼントという位置に据える事こそ大事だと言っているに過ぎない。

 奨励者になれないからといってがっかりする必要もなければ、なったからといって喜ぶ必要もない。ただ「フラットな思考」で最低限のモラルを守りながら記事をアウトプットし続ければいいだけの話。0.2円は保証されているわけだから…。私からすれば「0.2円もよく出してくれるな運営さん」という気分だ。

注目まとめ掲載を目指すのは間違い

 そう考えると2つ目の過ちも見えてくる。例えば、同じ内容の2つの記事があったとする。自分としては良く出来たと思い「これは注目まとめに掲載されるだろう」と息巻く。しかし、いざ蓋を開けてみると、自分のまとめではなく、他人のまとめが掲載されている。「おい!なぜだ!」怒る…。おいおいちょっとまて、なんで怒るんだ?と首を傾げたい。だっておかしいと思いませんか?運営さんが決めるべき質の良い記事がいつの間にか自分の質の良い記事にすり替わっている。自分の基準=運営の基準となっているのだ。全くチャンチャラおかしい話である。

 そんなに自分の記事に自信がないのか?とその人に問いたくなるのだ。運営者側がまるで何かの特別なコンテストのように1つ1つの記事にくまなく目を通し、厳選なる審査をしているとお思いか?…そんなことあるわけないし、万が一いや億が一そうだとしても、やはり注目まとめは目指すべきではないと思う。質の良い記事を書くのには自分の感情が邪魔になるからだ。常に「フラットな思考」でアウトプットするからこそ良い記事が書けるのである。NAVERまとめの記事を書くのにパッションは要らない。

今日のまとめ

 奨励者を、注目まとめを目指している皆さん…これで少しは目が覚めたでしょうか?物事の本質を見抜いて記事をアウトプットし続けてください。そうすればビックリするほど注目まとめに掲載されますし、景色も変わってきます。目指すという情熱は捨て、自分がいいと思った事を最低限のモラルを守りながら、気の済むまで書き続けられる強い心を持ってください。