最近多い山の遭難に活躍…ドローンを使った救助コンテストに期待




最近特に中高年の登山客が遭難するケースが多い中、ドローンを使った救助コンテストが行われ話題を集めています。

・最近多い山の遭難事故


出典 amanaimages.com

警察庁生活安全局地域課の発表資料「平成29年夏期における山岳遭難の概況」
出典 ロボットによる山岳遭難救助コンテスト10月開催!ドローン、画像認証やAI技術を駆使した初の夜間コンテスト | ロボスタ

昨年夏季(2017年7~8月)の山岳遭難は、2か月間だけで発生件数が661件、遭難者数が705人、うち死者・行方不明者が68人
出典 株式会社トラストバンクのプレスリリース

遭難者705人については、登山(ハイキング、スキー登山、沢登り、岩登りを含む)が577人とほぼ8割(81.8%)を占めています。
出典 株式会社トラストバンクのプレスリリース

近年、中高年を中心に登山の人気が高まっている中、地域観光において、登山を安心・安全に楽しむ環境整備が重要になっている。
出典 ロボットによる山岳遭難救助コンテスト10月開催!ドローン、画像認証やAI技術を駆使した初の夜間コンテスト | ロボスタ

・つい先日もこんなニュースが


出典 amanaimages.com

17日午前6時25分ごろ、大雪山系十勝岳(2077メートル)の登山道から東に約400メートル離れたすり鉢火口(1694メートル)付近で、男性が倒れているのを道警山岳遭難救助隊などが発見、その場で死亡が確認された。
出典 十勝岳で男性死亡 道外の登山客か:どうしん電子版(北海道新聞)

現場は16日夜から17日朝にかけて、気温が氷点下まで下がっていた可能性
出典 十勝岳で男性死亡 道外の登山客か:どうしん電子版(北海道新聞)

死因は低体温症とみられる。
出典 十勝岳で17日朝に死亡 男性の身元判明:どうしん電子版(北海道新聞)

旭川東署の調べで、愛知県一宮市大和町妙興寺、会社員溝口伸久さん(46)と分かった。
出典 十勝岳で17日朝に死亡 男性の身元判明:どうしん電子版(北海道新聞)

・そんな中、今注目を集めているのはドローンでの救助


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立命館大学の研究チームが、ドローンと電波発信機を使った新たな遭難者救助システムを発表
出典 登山者が携帯する電波発信機でドローンにSOS 遭難時の救助システムを立命館大が発表 | ドローンニュース

電波の強度から遭難者の位置を特定するのに加え、複数の周波数帯の電波受信状況を解析し、土砂や雪などに遭難者が埋まっていないかを判定できる。
出典 ドローンとビーコンで遭難者救援 立命館大がシステム開発 | 科学技術・大学 ニュース | 日刊工業新聞 電子版

もし遭難者が埋もれていると判断した場合は、正確な位置特定よりも、まず救助隊への報告を優先させるなど、臨機応変な対応も可能
出典 登山者が携帯する電波発信機でドローンにSOS 遭難時の救助システムを立命館大が発表 | ドローンニュース

今後、複数のドローンを連動させることで、より広い範囲の探索を可能にする計画も進行中とのこと
出典 登山者が携帯する電波発信機でドローンにSOS 遭難時の救助システムを立命館大が発表 | ドローンニュース

・こんな取り組みも行われている

山の遭難救助ロボットコンテスト「Japan Innovation Challenge 2018」
出典 株式会社トラストバンクのプレスリリース

ドローン・AI・画像認証などのテクノロジーを駆使し、実際の山を舞台に救助技術を競うというもの。
出典 山の遭難、ドローンで救助せよ 賞金500万円のコンテストが10月開催 – Engadget 日本版

マネキンは人間と同じ体温に保たれており、赤外線カメラでも浮かび上がらせることが可能。また、呼気を模して二酸化炭素を放出するほか、心臓の鼓動まで再現されており、さまざまな手段で捜索できるといいます。
出典 山の遭難、ドローンで救助せよ 賞金500万円のコンテストが10月開催 – Engadget 日本版

過去2回の実績や経験を踏まえて、より厳しい環境下で機能する技術発展と実践に近い運用体制の構築を目指します。
出典 株式会社トラストバンクのプレスリリース

・年々注目度が高まっている

・「遭難者」を発見・救援すれば最大500万円

コンテストでは、実際の山を会場にして、ドローンや画像認証技術を駆使して遭難者に見立てたマネキン人形を発見する「発見」部門、そのマネキンへ約3㎏の救援物資を届ける「駆付」部門の2部門が開催
出典 ドローンで「遭難者」を発見・救援すれば最大500万円!10月開催の「Japan Innovation Challenge 2018」が参加受付開始 | ドローンニュース

大会期間中には、過去のコンテストにおいて課題を達成したチームと大会開催地の消防関係者や自治体の防災担当者による共同訓練を日中にエキシビジョンとして実施予定。
出典 ロボットによる山岳遭難救助コンテスト10月開催!ドローン、画像認証やAI技術を駆使した初の夜間コンテスト | ロボスタ

実際に救助を行う消防関係者が加わることにより、技術課題の抽出だけではなく、遭難救助の現場において実用性を高め、持続可能な運用体制の構築を目指す。
出典 ロボットによる山岳遭難救助コンテスト10月開催!ドローン、画像認証やAI技術を駆使した初の夜間コンテスト | ロボスタ

国内のドローンコンテストとしては異例の賞金総額500万円というのも同コンテストの大きな魅力です。「発見」部門は300万円、「駆付」部門は200万円が、課題達成チームに割り振られる
出典 ドローンで「遭難者」を発見・救援すれば最大500万円!10月開催の「Japan Innovation Challenge 2018」が参加受付開始 | ドローンニュース