熊本地震で見えてきた『関東地震への備え』の必要性




背けたくなる話ですが、今だからこそ考えるべきことなのかもしれません。

■熊本地震については活断層のずれが原因とされた


日奈久断層帯の一部が長さ18キロにわたって60センチずれたと推定。

政府の地震調査委員会は、14日発生した「熊本地震」について、日奈久断層帯の一部がずれて起こったとする評価をまとめました。
出典 「熊本地震、日奈久断層帯60センチずれて発生」 News i – TBSの動画ニュースサイト

国土地理院の解析では、長さ18キロにわたって60センチずれたと推定されています。
出典 「熊本地震、日奈久断層帯60センチずれて発生」 News i – TBSの動画ニュースサイト

GPSの観測では熊本市南区で地面がおよそ20センチずれ動いたのが確認され、周辺の地殻変動のデータも踏まえて断層の位置を推定したところ、日奈久断層帯の位置とおおむね重なっていたのに加え、断層帯の北東側の区間で想定される地震の規模が「熊本地震」の規模とおおむね一致していた
出典 「日奈久断層帯の一部 ずれ動いたか」 地震調査委 | NHKニュース

「日奈久断層帯の北東側では過去の地震活動に関するデータが十分でなく、どれぐらいの確率で地震が起きるかという評価はできていなかった。余震の数は全体として減る傾向にあるが、今後も比較的規模の大きな地震が起きる可能性もあり、引き続き地震に注意してほしい」
出典 「日奈久断層帯の一部 ずれ動いたか」 地震調査委 | NHKニュース

地震調査委員会の委員長で東京大学地震研究所の平田直教授

■ここで思い出したい関東における1年前の調査

M7程度の地震が30年内に70%の確率で発生するとされる首都直下地震は地下深くにあるプレート(岩板)の境界部などで起こる大地震を想定しており、今回は地表に近く発生すると大きな被害をもたらす恐れがある活断層型を対象にした。
出典 関東の活断層地震「30年内にM6.8以上の確率50~60%」  :日本経済新聞

関東全域の確率は九州全域の30~42%を上回った。
出典 関東の活断層地震、30年で確率50~60% 政府調査委が地域評価公表(2/2ページ) – 産経ニュース

九州全域よりも高いというのは興味深い結果。

全域を6区域に分けると、東京都心を含む区域は1~3%、甲府市や神奈川西部がある区域は15~20%などとなった。
出典 関東の活断層地震「30年内にM6.8以上の確率50~60%」  :日本経済新聞

そしてこの調査の時にも?

本蔵義守委員長は「50%という確率は非常に高く、大きな注意を払う必要がある。活断層を見落としている可能性もあり、確率が低い地域も安全というわけではない」としている。
出典 関東の活断層地震、30年で確率50~60% 政府調査委が地域評価公表(2/2ページ) – 産経ニュース

活断層を見落としている可能性が指摘されていた。

▼気になる関東の地震

■関東の地震が起きる確率


30年の時間幅にすると確率は70%になる。
出典 www.gettyimages.com

今後30年以内にマグニチュード(M)6.8以上がどこかで発生する確率は50~60%と推測した。
出典 関東の活断層地震「30年内にM6.8以上の確率50~60%」  :日本経済新聞

関東地方における巨大地震は、残された記録から一定の周期でやってくることが分かっています。
出典 巨大地震に備えて 鎌倉市が津波発生時のシミュレーション動画を公開、逃げる際の注意点も – Ameba News [アメーバニュース]

明治末期からの100年間に南関東でM7以上の地震が5回起きたという事実がある。単純平均で20年に一度起こる。
出典 首都地震は避けられないが「震災」は防げる | ブックス・レビュー | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

20年ごとに等間隔で起きたのではなく、統計学のポアソン過程モデルを援用し、1世代30年の時間幅にすると確率は70%になる。
出典 首都地震は避けられないが「震災」は防げる | ブックス・レビュー | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

■過去の例から推測してもその確率は高い


元禄関東地震(1703年)
関東大震災(1923年)がある。
出典 www.aflo.com

マグニチュード(M)8.2の元禄関東地震(1703年)
出典 【科学】元禄型関東地震 1400年間隔で発生か – 産経ニュース

M8級地震は規模が大きい元禄型と、関東大震災(1923年)を起こした大正関東型が知られる。
出典 【科学】元禄型関東地震 1400年間隔で発生か – 産経ニュース

相模トラフでは、フィリピン海プレート(岩板)が陸側プレートの下へ北西方向に沈み込んでいる。
出典 【科学】元禄型関東地震 1400年間隔で発生か – 産経ニュース

沈み込みに伴う首都直下地震の発生確率は30年以内に70%と、さらに高い。
出典 地震確率地域差に自治体困惑 「イメージわかない」「何とも言えない」 活断層地域別評価 – 産経ニュース

■警告を与えた熊本地震


専門家は今回の地震を踏まえて活断層の真上でなくても備えをと呼び掛けている。
出典 amanaimages.com

熊本県などを襲った十六日の地震は、内陸の活断層が震源だった。
出典 東京新聞:いつ地震…備えを 関東、潜む活断層:TOKYO発(TOKYO Web)

政府の地震調査委員会は、各地の内陸活断層が地震を起こす確率を公表している。だが、まだ見つかっていない活断層や、海底の活断層を原因とする地震もある。
出典 東京新聞:いつ地震…備えを 関東、潜む活断層:TOKYO発(TOKYO Web)

人口約1000万人が暮らす政治・経済・金融の中心である東京を首都直下地震が襲った場合には、想定を超える被害となる可能性もある
出典 https://vpoint.jp/column/defensive_radar/63251.html

M7程度の地震であっても、きちんと備えがなされていなければ甚大な被害が起きる。
出典 首都地震は避けられないが「震災」は防げる | ブックス・レビュー | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

■いずれにせよ今、備えをすることは必要


いま本当にすべきことなのは?
出典 amanaimages.com

都内在住の1人暮らしの女性の「防災意識」に対してのアンケート調査を行い、全体の約4割の女性が地震対策に関して、「特に何もしていない」と回答した
出典 東京で一人暮らし女性、4割が地震対策していなかった! – 政治・社会 – ZAKZAK

知人や友人が近所に住んでいるとしても、いざという時には、自身で対処することが必要になる彼女たちだが、震災に対する対策としては何もしていないという層が全体の4割を占めていることがわかった。
出典 東京で一人暮らし女性、4割が地震対策していなかった! – 政治・社会 – ZAKZAK

「空振りは許されるが、見逃しは許されない」。それが東日本大震災で学んだ、命を守るための教訓だったはず
出典 東京新聞:熊本地震震度7 防災は命を守るために:社説・コラム(TOKYO Web)

いま本当にすべきことなのは、自分が今日、明日大規模な地震に遭ったらどうすればいよいだろうと自分の頭で考えてみることではないでしょうか。
出典 熊本地震の被災者以外の方へ。「自分の防災」と向き合えるのはきっと今だけです。 | 望月優大

なぜなら、そうすることができるのは「今」しかないからです。
出典 熊本地震の被災者以外の方へ。「自分の防災」と向き合えるのはきっと今だけです。 | 望月優大

▼みんな備えの必要性を感じている

「関東で地震の確率が高い!」…何を準備すればいいの? – NAVER まとめ
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