これは秀逸!本のページをずらして現れる素晴らしいアート




ページをずらすことで楽しめるブックアート「Fore-Edge Painting」(小口絵)が秀逸なのでまとめました。

■「Fore-Edge Painting」とは?

本をずらすと?

普通の状態では金箔の貼ってある普通の本の小口としてしか見えないものが、一度その小口を斜めに押す(fanという言葉を使うそうです)と忽然と綺麗な絵が出てくる
出典 Fore-Edge Painting (小口絵)本展示会 : デザインのひきだし・制作日記

■英国で始まった「Fore-Edge Painting」


出典 www.gettyimages.com

本のページをずらした余白に描くこの手法、古くは1650年代から存在する
出典 【秘蔵公開】1837年製アンティーク本に隠された「秘密の絵画」を米国の図書館員が公開 | DDN JAPAN

17世紀後半より英国で起こった装幀技術の一種
出典 Fore-Edge Painting (小口絵)本展示会 : デザインのひきだし・制作日記

不思議な事にこの種の本は、ヨーロッパ大陸には小口絵装飾としてしか無く、英国で突然変異的に生まれたようです。
出典 Fore-Edge Painting (小口絵)本展示会 : デザインのひきだし・制作日記

ものによっては双方向に二種類の絵画が秘められたりしてるそう
出典 【秘蔵公開】1837年製アンティーク本に隠された「秘密の絵画」を米国の図書館員が公開 | DDN JAPAN


双方向の二種類の絵画が描かれている

まるでページに絵が描いてある出来栄え

Fore-edge Painting: Frost
Fore-edge Paintingの専門サイトまである。

■イタリアでは「gauffered edges 」というアートも存在する

彫刻が施されている
こちらも凄い芸術作品


本とは思えない完成度の高さ。

16世紀初めにイタリアで流行って、19世紀にイタリアで再びブームになった製本スタイル
出典 TIME with BOOKS:特集 アラマタ×タカミヤ白熱対談 古書にまつわる噂の真相! - 本のある時間

■日本語では「小口絵」と呼ばれている

「小口絵の世界へ」展

“小口絵本のすばらしさは、本を手に取って開いたときの驚きに尽きます。
出典 「小口絵の世界へ」展・講演会

訪れた専門家も小口絵を高評価

電子書籍が現在のように紙の本のメタファーを追求しても絶対に凌駕することはあり得ませんよね。
出典 「小口絵の世界へ」展・講演会

電子書籍では再現できない小口絵の素晴らしさ。

「小口絵の世界へ」展・講演会
過去に開かれた展覧会の様子

■「Fore-edge Painting」はこうして作られた


Fantastically Fast Fore-edge Painting by Stephen Bowers

「You tube」の検索キーワードに「Fore edge painting」と入れてみてください。驚くほど、多彩な実例が出てきます。
出典 TIME with BOOKS:特集 アラマタ×タカミヤ白熱対談 古書にまつわる噂の真相! - 本のある時間

Fore edge painting – YouTube
一度みたら忘れられない…虜になること間違いなしです。