体操で「日本人名がついている技」をまとめてみた




内村航平世界選手権4連覇、白井健三の新技「シライ」に沸く体操界。そんな体操で日本人名がつく技をまとめてみました。

▶小野喬「オノ」

オリンピックでも4大会で金メダル5つ、銀メダル4つ、銅メダル4つを獲得した。
出典 小野喬 – Wikipedia

ヘルシンキ、メルボルン、ローマ、東京

鉄棒でひねり飛び越しの技を編み出し、メルボルンとローマで大会2連覇達成、「小野に鉄棒」がキャッチフレーズに。
出典 三井グラフ バックナンバー|三井広報委員会

鉄棒の順手背面懸垂前振り上がり1/2ひねり支持が「オノ」と名付けられた。

▶遠藤幸雄「エンドー」

1964年東京オリンピックでは日本選手としては初めてとなる個人総合優勝を果たした。
出典 遠藤幸雄 – Wikipedia

エンドー、屈・伸身後ろとび正面支持臥、難度B
出典 内村航平の後継者「シライ」 後方伸身宙返り4回ひねり 次期日本のエース白井健三17歳 FM COCOLOど真ん中/ウェブリブログ

床の技

▶山下浩広「ヤマシタ」

跳馬のスペシャリストとして知られ、前転と屈伸での着地を組み込んだ「山下跳び」を編み出す。
出典 山下治広 – Wikipedia

1964年東京オリンピックでは、さらにひねりを加えた「新・山下跳び」で金メダルに輝いた。
出典 山下治広 – Wikipedia

▶加藤沢男「カトウ」

メキシコ・ミュンヘン・モントリオールオリンピックの体操競技に出場し8個の金メダルを含む計12個のメダルを獲得した。
出典 加藤沢男 – Wikipedia

「世界一美しい」と称賛された演技は「体操の教科書」とまで言われた。
出典 O脚、猫背…だからこその美技/体操・加藤沢男 – 負けない!日本~スポーツ100年~ コラム ロンドン五輪 : nikkansports.com

屈腕前振りとび上向き転向支持
出典 体操競技の技名一覧 – Wikipedia

平行棒での技が「カトウ」に。

▶中山彰規「ナカヤマ」

1968年メキシコ五輪の種目別で3つ、72年ミュンヘン五輪でも種目別つり輪で頂点に立ち、両五輪団体総合の2つと合わせて、6つの金メダルに輝いた。
出典 一般社団法人 日本トップリーグ連携機構(JTL)

つり輪と鉄棒の種目では彼の名前を冠した技「ナカヤマ (Nakayama) 」がある。
出典 中山彰規 – Wikipedia

▶塚原光男「ツカハラ」

体操の跳馬の技の通称で、側転とび4分の1ひねり後方抱え込み宙返り。1970年、リュブリアナ世界選手権大会で塚原光男が披露した技。
出典 ツカハラとび とは – コトバンク

通称ツカハラとび。

1972年に鉄棒で「月面宙返り(ムーンサルト)」の新技を開発した。
出典 塚原光男 – Wikipedia

▶笠松茂「カサマツ」

1972年ミュンヘンオリンピック、体操男子団体金メダリスト。
出典 笠松茂 – 笠松茂の概要 – Weblio辞書

側転とび3/4ひねり後方かかえ込み宙返りやその派生系で、踏み切りまでは前転跳びと同じであるが、第一局面で体を1/4ひねり、横向きに着手する。その後さらに体を3/4ひねり後転を行う。
出典 跳馬 – Wikipedia

跳馬での演技。通称カサマツとび。

▶監物永三「ケンモツ」

1968年メキシコオリンピック、1972年ミュンヘンオリンピック、1976年モントリオールオリンピック男子団体金メダリスト。
出典 監物永三 – Wikipedia

後方車輪倒立
出典 内村航平の後継者「シライ」 後方伸身宙返り4回ひねり 次期日本のエース白井健三17歳 FM COCOLOど真ん中/ウェブリブログ

平行棒での技。


ゴールドメダリスト監物永三の栄光をつかみ取るまで
現在も体操を指導している。

▶山脇恭二「ヤマワキ」

1984年ロサンゼルスオリンピック体操男子団体銅メダリスト。
出典 山脇恭二 – Wikipedia

つり輪、鉄棒、平行棒で技名がついている。

山脇恭二選手のヤマワキ

ヤマワキ
鉄棒の「ヤマワキ」。伸身マルケロフともいう。アニメーションあり。

平行棒では、後ろ振り上がり前方抱え込み1回と1/4宙返り腕支持
出典 ヤマワキ とは – コトバンク

▶森末慎二「モリスエ」

1984年のロサンゼルスオリンピックでの体操において、個人種目別・鉄棒で10点満点を出し金メダルを、跳馬では銀メダルを獲得。
出典 森末 慎二

平行棒におけるオリジナル技モリスエ(後方棒上かかえ込み二回宙返り腕支持:難度D)の名でも知られる(鉄棒にも同名の技がある)。
出典 森末慎二 – Wikipedia

▶渡辺光昭「ワタナベ」

世界選手権ブタペスト大会(1983)では、森末慎二・具志堅幸司らと共に日本代表となり団体3位、続くモントリオール大会(1985)でも団体4位、個人として鉄棒3位という成績を残した。
出典 リトルジャンボスポーツクラブ

渡辺光昭の鉄棒 伸身新月面

"伸身の新月面宙返り"は「ワタナベ」(1985年に世界で初めて披露した渡辺光昭にちなむ。)で、鉄棒の技として認定されている。
出典 ムーンサルト – Wikipedia

▶加藤裕之「ヒロユキ・カトウ」

89年の世界選手権では平行棒の月面宙返り降りの新技を披露し、「ヒロユキ・カトウ」の技名を残した。
出典 「最大の味方は自分だぞ」-加藤裕之 – ライブドアニュース

初出場の20歳、加藤凌平(順大)が90・032点で銀メダル。
出典 「最大の味方は自分だぞ」-加藤裕之 – ライブドアニュース

世界選手権2013で銀メダルの加藤凌平の父親。

▶具志堅幸司「グシケン」

ロサンゼルスオリンピック体操金メダリスト。
財団法人日本体操協会北京オリンピック男子強化本部長を歴任するなど、日本体操界の発展に尽力している。
出典 具志堅幸司 – Wikipedia

懸垂前振り後方宙返りひねり腕支持
出典 内村航平の後継者「シライ」 後方伸身宙返り4回ひねり 次期日本のエース白井健三17歳 FM COCOLOど真ん中/ウェブリブログ

平行棒のC難度の技がグシケンと命名。

▶田中光「タナカ」

1996年、念願のアトランタオリンピックに出場。大観衆が見守る中、得意の平行棒でオリジナル技・懸垂からの後方2回宙返り2分の1ひねり腕支持を加えた新技を披露し、世界が注目した。
出典 困難から逃げず 夢をつかむ 〜 元アトランタオリンピック体操日本代表 田中光さん | 茨城県地域情報紙「常陽リビング」

本人はこの技に「ヒカルX」と命名したが、協会から却下されたというエピソードがある。
出典 田中光 – Wikipedia

現在はタレント。

▶塚原直也「ツカハラ」

オーストラリア代表の塚原直也(朝日生命)はつり輪の「支持後ろ振り出し背面懸垂前振り上がり脚上挙十字懸垂」がE難度の「ツカハラ」となった。
出典 東京新聞:新技「シライ」命名発表 つり輪の技「カトウ」「ツカハラ」も:スポーツ(TOKYO Web)

▶加藤凌平「カトウ」

つり輪では、加藤凌平(20=順大)の「後ろ振り上がり脚上挙十字懸垂」がD難度の「カトウ」として認定された。
出典 「カトウ」…続々新技命名/体操 – スポーツニュース : nikkansports.com

父の裕之氏も平行棒で自身の名前が付いた技があり、親子で命名されたことになる。
出典 「カトウ」…続々新技命名/体操 – スポーツニュース : nikkansports.com

▶白井健三「シライ」

白井は30日(2013年9月)の床で、新技「後方伸身宙返り4回ひねり」に成功した。これに国際体操連盟技術委員会が「シライ」を技名を承認した。
出典 白井健三の超々難度技「シライ」命名!世界体操選手権―加藤凌平は親子2代の「カトウ」 (1/2) : J-CASTテレビウォッチ

跳馬の「伸身ユルチェンコ3回ひねり」を「シライ/キムヒフン」と命名したと発表した。
出典 【体操】床と跳馬で新技「シライ」命名を発表:その他:スポーツ:スポーツ報知

床と跳馬で技がついた。

床運動の4回半ひねりは(12月の)豊田国際競技会でやってよ、と(内村)航平君に言われた。練習で成功したことは1、2回ある。
出典 東京新聞:新技「シライ」命名発表 つり輪の技「カトウ」「ツカハラ」も:スポーツ(TOKYO Web)

この技が「シライ2」と名付けられる日も近い?!

世界大会で初めて成功すれば命名の可能性がある新技。意外なことに内村航平の認定されている「ウチムラ」という技はないようです。それだけ高次元で完成されているということでしょうね。体操の解説でよく「伸身の◯◯」「屈伸の◯◯」と言われます。
命名時よりも技の難易度が上がっている中、塚原直也、加藤凌平、白井健三の3選手の新技披露に「体操の進化」を感じます。
技の名前を知っておくのも体操を楽しむ一つです。

体操競技の技名一覧 – Wikipedia