魔法石を無料で安全に手に入れる方法は本当にあるのか?
高校生や学生たちはお金がない。月に手に入るお金はたかが知れており、アプリなどの課金に使うお金ははっきり言ってない。だから惑わされるのだ「魔法石を無料で安全に手に入れる」という誘惑に…。
ポイントサイトという甘い罠
無料で魔法石を安全にという触れ込みでまず一番多いのはポイントサイトへの誘導だ。
マネキンを始め、様々なポイントサイトの広告で「魔法石が無料で増やせます」という広告が踊っている。アプリも続々登場している。
「無料でアプリのダウンロードをするとポイントが稼げます。だから登録してください。」
物事にはメリットもあればデメリットもある。それらを冷静に判断した上で、行動しなければならない。
しかし、それらポイントサイトの記事に一貫しているのは「ポジティブなことしか書かれていない」ということだ。それに、一見良いように思えるかもしれないが実際にやってみるとかなり大変だ。
212個や850個が手に入れば、ゴッドフェスやコンティニュー、スタミナ回復も簡単に行えるかもしれない。しかし、そう簡単に魔法石が増やせるわけがないのだ。
まずのその事実に冷静でなければならない。
そして、そのような誘導サイトまたはYoutubeのプレゼンは、情報提供者が友達紹介ポイントでさらなる利益を得る仕組みになっている。言ってみればネズミ講だ。
だから、サイトを構築して魔法石がさも簡単に無料で増やせるかのようにあらゆる文章や画像で惑わすわけだ。
例えば魔法石の画像表示に「800個」とあったとする。証拠画像のように描かれているわけだが計算してみると、
85×9=365(5000×9=45,000)+30(2,000)+5(500)=47,500
47,500円分の課金がなされたことになる。それを先に述べた友達紹介で稼ぐことと組み合わせて欲しい。
つまり47,500分の課金で証拠画像を掲載しておき、サイト構築をして友達紹介ポイントなどで稼いでも十分元が取れるのだ。
私がなぜこういう話をするかというと、以前にも書いたが、まだパズドラが今ほど流行していなかったとき、無料ブログでパズドラの記事を1年続けたことがある。
その時にかなりの数の友達紹介で私も同様の事をしていた(その時は証拠画像はしなかったが)という経験があるからだ。
その後、様々なポイントサイトが参入し、今では学生をターゲットにかなりきわどい事をしているサイトも有る。
「いや、自分はそれでもアプリやポイントサイトで無料で魔法石を増やせている」というのなら何よりだ…。
なぜ運営は毎日無料で魔法石を配るのか
儲かっているから。
端的にいうとそうかもしれない。ただ、会社の運営会議などでは世の中で横行しているものに対してどういうアプローチをしていくかによって、自分の提供しているサービスそのものの健全化が図られる場合がある。
パズドラの運営が無料で魔法石を配ることによって「別にポイントサイトを利用しなくても、あるいは課金しなくても十分楽しめますよ」というメッセージを伝えることになるわけだ。そういうアプローチの仕方をすることが、幅広い年齢層の支持を得、長期的に売上が増すという結果に繋がる。
ちなみに、運営からこれまでどれぐらいの魔法石が配られたと思われるだろうか。
私の独自の調査では1昨年の12月から去年の3月末までのわずか5ヶ月の間に253個(ログインボーナス含む)の魔法石が無料で配られている。
私はその後パズドラのサイトをたたんだので、それ以上の調査をしていないが、恐らく500個を超えているのではないだろうかと推測される。
課金しなくても、十分に楽しめる。しかし、課金してガチャを回せばもっと楽しめる…。そこが両立していることの背景には、運営が毎日のように魔法石を無料で配布しているという投資戦略が功を奏しているからだと言えるだろう。
今日のまとめ
魔法石を無料で安全に手に入れるという安易なサイトに騙されないための秘訣、それは物事のメリットとデメリットを十分考えた上で判断すること。そして、運営が無料で配る魔法石の範囲内で楽しめないかを十分に検討することだ。
上記のAmazonへのリンクがバカバカしく思えているうちは大丈夫といえるかもしれない(アプリをDLした上でレビューを書いているのには笑えるが…。)
因みにログイン680日の私は無課金だ。
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