進撃の巨人(実写)の感想「後編の3巨人が戦う意味」
実写「進撃の巨人」後編の感想です。
特に続きが気になったわけじゃなかったけど
こういう気持ちで後編に足を運んだ方は多いのではないでしょうか。
前編観たしとりあえず後編も観ておくか
こういうノリで観たほうがいいと思います。
「前編は散々だったけど後編で巻き返しがあるはず!」
という期待のノリで観に行くとつまづくかもしれません。
ネタバレしちゃうとシキシマ巨人が國村隼指揮官長(だったっけ?)巨人に不発弾を食べさせて
ワチャワチャドカーンってなって気がついたらエレンとミカサが壁の上に立って
「あの時憧れた壁の向こうの海をやっとみれた。ここからすべてが始まる」
ぱちぱちなエンディング、そしてエンドロールが流れる時のセカオワの「SOS」はそれなりに雰囲気があって良かったと思います。
…上映後1分が過ぎ
「…で?結局なんだったの?」
という???とともに個人的感想は終わり、家路につく頃には何も心に残っていませんでした。
これだったら表参道高校合唱部の最終回のほうがよほど感動し、最高だったぞ!
と意味のない比較をしたい…。
3つの巨人の意味
幼少期が悲劇な主人公エレン
政府に反旗を翻す家政婦のミタの父 シキシマ
進撃の巨人ではラスボスと映画に引っ張りだこの國村隼巨人
要はこの3つの巨人が秘める野心の大きさ比べでした。
結果
シキシマ>國村隼>エレン>シキシマ>國村隼>エレン>シキシマ
のループでしたね。
エレンがシキシマに勝ち
國村隼がエレンに勝ち
シキシマ(と不発弾)が國村隼に勝つ
それはもうワチャワチャでした。
…で、何なんだシキシマってww
結局「最新の特撮モノを観た」という以外に残らなかったので語りようがありません。
シキシマが捨てたシャンパンがただただ勿体無い…。
シキシマのミカサの接し方が、過去の大戦で男が女をどうみてきたかということが風刺されているような気がして凄く気持ち悪かったですね。
物凄くミカサが可哀想です。
メカに騒ぐハンジ、バックボーンは描かれず機械いじりが好きというだけで、時限装置という結構キーポイントな働きをするアルミン…。
新しい道を切り開くには既存のものを打ち壊す必要があり、シキシマにとってそれは塀の中の愚かな人間であり、エレンにとっては壁だった。
だからシキシマは内壁を破ろうとしたしエレンは外壁を塞ごうとした。
結局前編の最初で出てきた不発弾は「憧れの海を海鳥と一緒にみるため」に使われた。
壁なんか塞がなくても大丈夫なのに。
とにかく実写「進撃の巨人」後編の感想としては
「特撮ものだった」
ということ以外にありません。
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