エクオールとは?「副作用のない安全な食品成分」
美容にいいとされ最近テレビ番組でもしばしば取り上げられるようになったエクオール。
その中身までは意外に知られていないかもしれません。
そこで分かる範囲のエクオール情報として「副作用のない安全な食品」であることを理解してもらうために整理してまとめてみました。
エクオールとは
「エクオール」とは、女性ホルモン「エストロゲン」の働きを補い大豆イソフラボンの効果を最大限に発揮する食品成分のことで、大豆イソフラボンに含まれる成分「ダイゼイン」と乳酸菌によって産生されるという。
大豆の健康効果を効率よく得られることができると言われています。
つまり
体内でエクオールを作れるかどうかが、大豆イソフラボンの効果に影響を及ぼしている
と考えられています。
自然食品から作られる成分という時点で「副作用のない安全な食品」であることが理解できるのではないでしょうか。
20代女子が危ない
エクオールをつくる腸内細菌が体内にいない人は、なんと日本人の50%らしいです。
しかも、内訳は中高年女性では51.6%に対して、若年女性では20.4%。
若ければエクオールが作られるわけではないようです。
それには
食生活が欧米化してきたことや大豆の消費量の差が関係している
といわれています。
大豆イソフラボンを上手く「エクオール」に転換できないので、毎日豆料理を食べていてもイマイチ効果を実感できない若い女性は急増してるようです。
心当たりはありませんか?
今からでも遅くはない
いつまでも美しく若々しくいたい女性にとって、心もカラダも安定に導くために欠かせない成分といえるエクオール。
更年期障害「骨粗しょう症」「メタボリスク」といった症状が改善されるばかりか、抗酸化力も備えていますから、シミやくすみの改善にも役立ちます。
以下は愛知学院大学心身科学部長の大澤俊彦教授の言葉です。
「納豆嫌いの多い関西人や若年層においてもエクオール賛成者の割合は低い結果が出ていることから、食生活の欧米化で大豆製品を摂取しなくなっていることが原因と推測されます。『エクオール』が産生できないと分かったら、納豆やチーズなどの発酵食品や食物繊維を多く摂取して腸内環境を整え、和食中心の食生活に改善してみましょう」
関西人がエクオールを作り出す割合は関東より20%近く低いという調査結果からも分かるように、どうも「納豆を毎日食べる」というおばあちゃんの知恵袋的な名言が、実は科学的な裏打ちがあるということになりますね。
納豆嫌いを克服する方法としては?
・生クリームと白味噌を合わせたもの納豆に合わせてみる。
・粘り気がなくなるまで徹底的に洗う
・漬物と和えて臭みを消す
・炒める
などの調理法によって改善できるかも知れないですね。
「息を止めて食べる」よりはマシではないでしょうか。
今からでも遅くはありません。
毎日、納豆を含む、何かしらの豆料理を食べ大豆イソフラボンが働く環境を整えるエクオールを摂り入れ続けたいですね。
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