うるう秒はいつ?…そうです2015年の7月1日です
突然ですが皆さんは「うるう秒」と知っていますか?
うるう年は聞いたことあるけど秒単位は知らないなぁ…。
という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
うるう秒とは?
「うるう秒」とは、原子時計で測られる標準時刻と地球の自転速度間に生じるずれを調整するための時間のことを言います。
前回のうるう秒は2012年7月1日で調整されたのは以下のとおりです
午前8時59分59秒
8時59分60秒
9時00分00
この1秒を加える事によるずれが戻るという仕組みです。
今この間も原子レベルで言えばずれが生じ続けているというわけですね。
うるう秒が初めて導入されたのは1972年1月1日。
きっかけは潮の干満の影響で自転にブレーキがかかっており、原子時計の時刻(原子時)とのズレが問題になったことから実施された経緯があるそうです。
2015年はいつか?
今年2015年は3年ぶりにうるう秒が実施されるとのことです。
実施は7月1日午前9時ですから2012年と同じですね。
今年もトラブルは来るか
パソコンやサーバー、スマートフォン端末などの時刻調整に使うNTP(Network Time Protocol)は、7月1日の時刻調整時に特殊な信号を出すことで対応するので受信する電波時計や端末の時刻は自動的に補正される仕組みになっていますが、ソフトウエアの実装方法によってはトラブルが発生する可能性があります。
前回うるう秒が実施された時も問題視されました。
「Firefox」を開発するMozillaではバグ・レポートを掲載しましたし、Linuxサーバーでもバグ障害が出たようです。
今回も特定のソフトウェア、ブラウザ等によってはバグも発生するかもしれませんね。
「これが滞ったら困る」
というソフトに関しては今からサポートに問い合わせるなどして情報収集するのがいいかもしれません。
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